2026.05.11
イベント
2026年度、世界的な化粧品メーカーELCジャパン合同会社との「企業連携ゼミ」がスタート!2026年4月19日、バンタンデザイン研究所&ヴィーナスアカデミーによる、今年度からスタートする新しい企業連携ゼミのキックオフイベントが開催されました。

会場には在校生25名だけでなく、入学希望者11名、そして保護者8名が参加されました。司会から「今日のイベント参加特典として、最後に人気コスメをお配りします!」とアナウンスがされると、会場からは大きな歓声が上がりました。
- 「美容業界のリアルな声を届けたい」企業連携ゼミの意義】
まず登壇したのは、ELCジャパン合同会社でM・A・Cとボビイ ブラウンの2ブランドを担当する工藤孝政さん。実は工藤さん、バンタンの卒業生(22年前!)という大先輩です。

ELCジャパン コマーシャル エリアコマーシャルエグゼクティブ 工藤さん「皆様こんにちは。私はELCジャパンの中で、M・A・Cとボビイ ブラウンの2ブランドを担当している工藤と申します。母校でこういうお話ができることは、私にとってもすごく嬉しいことです」
工藤さんは、今年度から始まるこのゼミの目的について、「企業連携ゼミは、年間で全3回のブランドセミナーを実施します。今日がその第1回目で、この後7月、9月と開催予定です。バンタンはプロの方が講師をされていますが、そこに加えて、M・A・Cやボビイ ブラウンの現場で活躍しているアーティストがセミナーをすることで、『今現場では何が起きているのか』『お客様にどうご紹介しているのか』というリアルな情報を、皆さんに届けたいと思っています」
- (第一部)「BOBBI BROWN」「春のトレンド×内側から光を放つような桃輝肌」】
第一部は、「BOBBI BROWN」のリードプロアーティスト・藤間美紀さんによるセッションです。1991年、女性メイクアップアーティストによりニューヨークで創立。当時、世界で初めて、全ての肌トーンに合うメイクアップ製品を作り、自分らしさや個性を引き出し、ありのままの自分であることの心地よさを伝えてきました。

入社19年目の大ベテランである藤間さんは、「プロとしての心構え」を伝えます。 藤間さん「学び続けることをやめないでください。学ぶのをやめると、ストップではなく衰退してしまいます。スクールの授業は、もれなく全て役に立ちます!」
デモンストレーションでは、モデルさんを迎え、「ボビイ ブラウン」が誇る「肌作り」の技術が披露されました。
藤間さん「今日のテーマは、2026春のトレンドをつめこんだ内側から光を放つような桃輝(陶器)肌です。モデルさんから『春は青みのピンクを使って爽やかな印象にしたい』とリクエストをいただきました。まずは『インテンシブ セラム ラディアンス プライマー (ロージー)』(SPF24・PA++)を塗布します」
施術は一工程ずつ丁寧に進んでいきます。1製品を塗る際にはまず顔の片側だけに施術して会場全体に見せ、塗布前後の変化をわかりやすく示す工夫も。コンシーラーは「目もとにはファンデーションをつけず、コンシーラーを直接使う」という目もとケアのポイントも添えながら紹介されました。「パウダーを重ねたあとには、ハンドプレスします」と藤間さん。さらに、「メイクをしたら引きで全体を見ましょうね。ステップバックと言います」とアドバイス。
「スキン エンハンサー マルチ スティック」を取り出すと、鮮やかなピンク色に受講生が釘付けに。カラーを乗せる際は、まず藤間さんが手の甲に色を出し、会場全体に見せてからモデルさんへ施術します。この工程によって、目で見たときの色合いと、実際に肌にのせたときの発色の違いを確認することができます。


上品かつ春らしい高揚感のあるメイクアップの完成!「内側から発行するような桃輝肌、青みピンクなど、春のトレンドを取り入れています。モデルさんの持つ、上品で知的な雰囲気を活かしたメイクに仕上げています」
Q:目もとの乾燥ケアについて、おすすめの製品はありますか?
「目もとは摩擦でも乾燥やくすみの原因になります。保湿がいちばん大切です。
ボビイ ブラウンの『エクストラ リペア アイ クリーム インテンス』は年齢問わず、朝晩ちょっとつけてあげるだけでもうるおいを感じられるので、オススメです」
Q:その人の魅力を見抜くスキルは、どう養えばいいですか?
「その人とお話しした時の受け答えだったり、笑顔の見せ方だったりに注目してください。私は、電車で見かける人のお顔とメイクを見て、『メイクのここを、こう直したら素敵だな』、『ここのパーツが綺麗だな』と、ウォッチングしています。これは、初対面の方の骨格や雰囲気を理解する、良い癖になると思います」
- (第二部)「M・A・C」多様性と最新トレンド「ミュートブラーメイク」】
休憩を挟み、第二部はM・A・Cのパートです。M・A・Cは、1984年にカナダのトロントでフランク・トスカンとフランク・アンジェロによって創立されました。「バックステージで生まれる最先端トレンドを日常に届けるブランド」として、プロのメイクアップアーティストからも支持を集めています。ブランドの基本理念「All Ages, All Races, All Genders(全年齢、全人種、全性別)」について解説した後、M・A・Cナショナル アーティストの山田(MASAMI YAMADA)さんによるデモンストレーションが行われました。

スペシャルゲストモデルとして、Z世代に絶大な人気を誇るクリエイター・月姫(ルネ)さんが登場し、会場の熱気が一気に高まりました。
山田さんが提案するのは、2026年春夏のトレンドを凝縮した「低彩度なミュートブラーメイク」。
山田さん「今期のポイントは『ブラー(Blur=ぼかす)』。まずはリッププランパー『リップガラス ブロウ』で唇をふっくら整えていきます」

月姫さん「すっきりしたジンジャーエールみたいな香り。リフレッシュしたい時にいいですね」
山田さん「次に、下地『M・A・C プレップ プライム 24 アワー エクステンド アイ ベース』を使います。アイシャドウの持ちが全然違うので、すごく重要です!
今日は『スモール アイシャドウ』“ガーリー”という色を使います」

ここで、山田さんが教える「現場で使える5つの重要テクニック」をまとめます。
1. アイライン(下まぶた): 一気に引かず3ミリずつスライドさせ、あえてにじませる「スマッジ」質感が、今季のムード。
2. 密着を高める: 大粒ラメを乗せる前に、再度ベースをポイントで塗って「密着度」を高める。


3. リップベース: リップベース『プレップ プライム リップ』を塗り、30秒置いてからリップをオン。オーバーリップにするなら下地も広めにする。
4. ブラーな唇: 指でポンポンと叩き込む(タッピング)をするだけで、こなれ感のある「ぼかしリップ」が完成。

5. チークとアイの統一感: 「パウダー キス リップ + チーク ムース」を使い、アイメイクとチークの境目をなくすことで、顔全体に統一感と「上気したような血色感」を演出。

完成した月姫さんのメイクアップに、会場からは「めっちゃキレイ!」とため息が漏れました。


山田さん「これからの季節は、ボディにもハイライトをプラスするだけで、お肌にメリハリが出ます。今日のテクニックをしっかり持ち帰って、今後にいかしてください!」とメッセージを送りました。
- 受講生たちの声「その人に似合う、完成度の高いメイクを学べた」】
イベント終了後、参加したメンバーに感想を聞きました。

ユナさん(1年生・美容部員志望)「プロの技術を間近で見ることができました。モデルさんに合った雰囲気で仕上がっていて、本当に貴重な経験ができました。来て良かったです!」
スミレさん(1年生・美容部員志望)「今日はメイク技術だけでなく、月姫さんのモデルとしての姿勢など、学ぶことがたくさんありました。ずっとメモを取っていました!」

ELCジャパン合同会社「企業連携ゼミ」は、学生たちが単なる知識としての美容ではなく、社会で通用する「プロの視点」を手に入れるための、大きな一歩となったようです。
今後は、アーティストによる「M・A・C」や「BOBBI BROWN」のコスメを使ったデモンストレーションはもちろん、受講生も手を動かしてプロの技術を習得できる実践的カリキュラムを予定しています。
第2回ゼミは7月開催予定。在校生メンバーたちが技術を習得し、成長していく様子が楽しみです!

















