2026.04.15
イベント
2026年4月7日、「バンタン入学式2026」が両国国技館にて開催されました。


満開の桜が、東京校の新入生約2000名とその保護者、総勢約4200名を迎えます。



式典に登壇したのは、
夏野剛氏(株式会社KADOKAWA 取締役代表執行役社長/株式会社ドワンゴ 代表取締役/学校法人角川ドワンゴ学園 理事)、
吉岡忠樹氏(株式会社バンタン 取締役)、鎧塚俊彦氏(「トシ・ヨロイヅカ」オーナーシェフ)、在校生・卒業生8名。

「WELCOME TO VANTAN!」というMCあまりさんの掛け声で開式。
【1.KADOKAWAグループ祝辞】
夏野 剛 氏(株式会社KADOKAWA 取締役代表執行役社長/株式会社ドワンゴ 代表取締役/学校法人角川ドワンゴ学園 理事)

「新入生の皆さん、おめでとうございます。
今、世界で最も人気のある日本のサービス、ものって何ですか?
アニメ、ゲーム、漫画、あるいは日本食、あるいはヘアメイク、ファッション。コンテンツだけで輸出額は約6兆円以上になっています。
これは今、自動車産業に次いで2番目に大きいんです。バンタンをご選択いただいているということは、日本でこれから伸びる数少ない分野に自分の身を投じられたということなんです。ぜひ自信を持ってください。
また、自分の技術があり、英語ができるだけで、皆さんの収入は多分5倍から10倍になります。仕事の延長、あるいは自分がやりたいことの延長の中で語学を学べば、皆さんの未来はどんどん明るくなっていきます。
ぜひこれからのバンタンでの生活を、無駄にしないように、きちんとやっていただければと思います。本日は本当におめでとうございます」
【2.VANTAN祝辞】
吉岡 忠樹 氏(株式会社バンタン 取締役)

「皆さんこうやってここに一堂に会してくださったこと、バンタンとして本当にありがたく、嬉しく思っております。本当にありがとうございます。
バンタンは「世界にいちばん、社会に近いスクール」をビジョンとして掲げています。
ただ、バンタンの講師、スタッフ、校舎だけでそれは達成できません。主役は皆さんです。皆さんはバンタンにご入学いただいたら、これから一緒に未来、日本を作っていく仲間です。社会を作っていく仲間、文化を作っていく仲間、そうした思いから、皆さんはご入学されると「メンバー」と呼ばせていただいています。
大変な時を乗り越えるための二つの心構えをバンタン在学中、大事に持っておいてください。
一つは、皆さんの『やる気・モチベーション』です。自分はこれが好きなんだという気持ちを思い返してください。自分はこれが好きなんだという思いがあれば、必ず乗り越えていけます。
二つ目は「繋がり」を大事にしていただきたいです。バンタンには全国、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌、9,000名近くの仲間がいらっしゃいます。分野は違えども、好きなことを大事にするという同じ志を持った仲間です。この仲間の存在が、皆さんが好きなことを突き詰める時に壁にぶつかった時、大きな力になります。皆さんは決して一人ではないということです。横を見てください。みんな仲間です。先輩も、OBのメンバーも、バンタンにいるプロのクリエイター、現役の講師も仲間です。
最大の応援者は誰か。それはやはり、保護者の皆様だと思います。この機会に、改めて保護者の皆様に、メンバーの皆様からも感謝の念をお伝えいただきたいなと思います」
【3.学部長祝辞】
レコールバンタン グランパティシエ専攻 学部長 鎧塚 俊彦 氏(「トシ・ヨロイヅカ」オーナーシェフ)

「今、経済、社会、非常に不安定な時代になっています。覚えておいてください、皆様にはこういうときこそがチャンスです。安定の時代は、今すでに力を持っていらっしゃる方が強いです。ところが、私もそうでしたけど、何にも持ってない人間、そういう人は、こういう時こそ大きなチャンスです。失うものがなければ、どんどん攻めていけます。
バンタンには、いい講師、優秀な方がいっぱいいらっしゃいます。その方が言うことはヒントとしてください。
バンタンでお話しされる方々は、それぞれのパーソナリティ、今までの実績があります。皆様と個性も違えば、歩んできた時代も違います。ですから、その人たちと同じようなことをやるのではなく、違うこと、新しいことを、どんどんやっていってほしいです。
ある芸人さんの言葉をお借りします。『成功の方程式を考えなさい』。X軸は皆様の個性です。そして、Yは時代の流れ。これをうまく掛け合わせて自分だけの成功の方程式を作っていってみていただきたいです。
時代はどんどん変わっていく、ニーズがどんどん変わっていく。それに合わせて、やはり方程式を作って自分も変わっていかなければいけない。
3年ぐらい前から、ようやく少しずつ『唯一無二の菓子屋』になってきたかなというふうに思っております。菓子屋にとっていちばんの才能というのは、手先の器用さでもセンスでもございません。『好きなことでずっと好きであり続けられること』が才能です。30年も40年も嫌なことをコツコツ努力していくことは、できません。
いちばんの基本、肝心なのは『軸』です。僕でいうと菓子屋です。『菓子』という一つの軸があって、そのほかのいろんなことをやっていることが、その軸に跳ね返ってくるんです。
この軸がない、もしくはおざなりになって軸が欠けてくると、何をしていることが全く分からなくなります。
バンタンでは、基礎の部分を学んでください。それからヒントは必ずたくさん隠れていますので、そのヒントを見つけて、あとは自分らしさ。
自分が幸せになるための自分の武器は何なのかということを見つけて、それに向かって、楽しく生きていっていただきたいなと思っています」
【3.在校生・卒業生プレゼンテーション「THE DEBUT 私がプロへ踏み出した瞬間」】
各スクール代表の在校生・卒業生8名が登壇し、業界デビューの実績、在学中に心がけたことを新入生に伝えました。
神原 康太(バンタンデザイン研究所 専門部 スタイリスト専攻2年)
スタイリストアシスタントとして、音楽番組『ミュージックステーション』やNHK『紅白歌合戦』の現場で活動。衣装管理、フィッティングの準備、搬入出、時間管理などを任されています。

「本番数分のために、何時間も前から準備を行い、秒単位で動く現場です。一つのミスがそのまま本番に影響する、そんな環境で仕事をしています。
華やかに見える仕事ですが、実際は地道な作業の積み重ねです。ただ、その一つ一つの精度が、現場での全体のクオリティに直結してまいります。
この1年間で得た結果は、決して特別な才能によるものではありません。目の前のチャンスに対して、今自分が発揮できる100パーセントのことを出し続けること。
その積み重ねでこの経験が得られています。1年前、この席に座っていた自分と比べて、できることは明確に増えました。それは環境ではなく、自分自身の力で変えてきた結果だと思っています」
新保 美月(バンタンゲームアカデミー 専門部 ゲームプログラマー専攻3年)
東京ゲームショウ2025出展作品『BEAT KEEPER』ではディレクター・チームリーダーを務め、大手ゲーム企業への内定を獲得。

「入学直後2ヶ月の間に、ミニゲームを10本作成しました。
2年生になり、ゲームプログラマーになりたいと夢を決定させてからは、プログラムの勉強、1日十何時間もやっていました。
また、2年の上半期については、数千時間もゲーム制作に時間を費やしました。その強い思いが、大手ゲーム企業への内定に繋がったのだと思っています。
チームのみんなが作ってくれた最高の素材に対して、私がコードで命を吹き込む。それをユーザーさんにお届けして楽しんでもらう、この仕事に私は人生のすべてを懸けたいと思っています。
プロへ踏み出す瞬間というものは、決して誰かに与えられるものではないと思っています。自分で掴むものです。
バンタンには挑戦できる環境と、それを支えてくれる人がいます。皆さんもバンタンで自分の夢を掴み取ってください。」
中井 理名(レコールバンタン 専門部 グランパティシエ専攻3年)
大手食品企業での工場勤務を経て、パティシエを目指し入学。グランパティシエ専攻の80日間におよぶフランス研修での体験を語りました。

「海外経験がなく渡仏するまでは心配がつきませんでした。
フランスに渡って、現地の方と触れ合うと、言葉が完璧でなくても、笑顔やポーズで思いが伝わることを知りました。
フランスでは年齢や経験年数に関わらず、皆が同じ立場で意見を言い合い、ミスがあってもフォローし合う環境がありました。これらのことが、私の「挑戦することの大切さ」と、挑戦することへの心のハードルを低くしてくれました。環境を変えることは勇気がいります。でも、その一歩が、自分の考え方を大きく変え、人として成長させてくれるチャレンジになると実感しました。
バンタンは挑戦できる場所であり、失敗しても再挑戦できる場所でもあると思っています。ぜひ、恐れずにたくさんのことにチャレンジして、自分の夢に近づいていってください」
木村 奏花(ヴィーナスアカデミー 大学部 トータルビューティ専攻4年)
ヘアケアブランド「AVEDA」、メイクアップブランド「UZU」との産学協同プロジェクトでは最優秀賞を受賞。株式会社明治のウェブプロモーション現場では、自身がモデルとして出演するだけでなくスタッフのヘアメイクも行いました。

「実際の現場は、表から見るだけでは知ることもできなかったような、業界のプロの方々の努力と活気に満ちあふれていました。
人を頼ることは決して悪いことではありません。周りの大人、多くの人を頼りながら自分の居場所を見つけていける場所がこのスクールです。
これから皆さんが自分の居場所を見つけ、壁を乗り越え、業界で羽ばたいていけることを願っています」
折尾 葵(KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 高等部 インフラセキュリティ専攻 2026年3月卒業)
沖縄から上京し、高等部1年次在学中にiOSアプリ「Travel Knock」をリリースし、以降3つのアプリをリリース。高等部3年次には、ITスタートアップ企業でのインターンシップを経験し、今秋よりアメリカの大学に進学し、コンピュータサイエンスを専攻予定。

「バンタンで成し遂げられたことを一言で表すと『Unknownな道を切り拓けた』。
高等部1年次、Appleに7回もリジェクトされ、叫びながら、人生で初めてのiOSアプリのリリース作業を行いました。
私が3年前までは知らなかった世界、Unknownな道を切り拓き、挑戦し、学び続けることができました。その道を切り拓くのはあなた自身です。
あなたの世界を見せてください。そして、あなただけのUnknownを見つける過程を楽しんでください!」
鈴木 拓文(バンタンクリエイターアカデミー 専門部 クリエイター専攻3年)
YouTubeチャンネル設立9ヶ月で収益化を達成、ショート動画150万回再生突破、学内審査会1位を獲得。

「クイズです。僕がクリエイターに向き合っていく中で一番必要だと感じたことは次のうちどれでしょう。
A:技術、B:企画力、C:編集力、D:おもしろさ
正解は……ここにはないのですが、「運」だと僕は考えています。しかし運は上げることができます。YouTube上ではスワイプされるための技術、離脱させないための技術、視聴維持率を上げるための技術など、様々な運を上げるための方法が存在します。そんな「運を上げる方法」を学ぶことができるのが、バンタンだと僕は考えています。
これはクリエイターに限らず、ファッション、ゲーム、食、様々なことに言えると思います。ここに座っている皆さんは夢を持って入学されていると思います。
そんな皆さん、本当にすごいと思います。クリエイターとして競えることを楽しみにしています!」
廣田 彩葉(KADOKAWAアニメ・声優アカデミー 高等部 声優タレント専攻3年)
オーディションに落ち続けた末、自ら送り続けたボイスサンプルがきっかけで仕事を獲得。
さらにスカウトを受け、現在は事務所に所属して活動。
また、KADOKAWAアニメ・声優アカデミー 井上伸一郎 名誉アカデミー長のYouTubeチャンネル「アニジャ: I love ANIme JApan」専属ナレーションに採用。

「スクールに入学して数々のオーディションに挑戦してきましたが、落ち続けました。『他の子が主役なんだ』『なんで私じゃないの?』、自分の無力さが他人への嫉妬に変わり、1年次の終わり頃には、もう声優になれないんじゃないかと、本気で考えていました。
でも、そんな日々に抗うように自分で作った、最高のボイスサンプルを担任に送り続けたんです。
ある日突然、電話がきたんです。担任がそのボイスサンプルをオーディションに出したところ、お仕事が決まってしまいました。
チャンスは待っていても来ない。でも、いつチャンスが来てもいいように努力を続けていれば、その努力を見つけてくれる人が必ずいる。オーディションに落ち続けたこと、他の人に嫉妬したこと、何気なく送ったボイスサンプル、その一つひとつが、今ここに立っている私を形作っています。
決して「頑張って」なんて言いません。ぐちゃぐちゃになりながら生きていくほうが、よっぽど人間らしいと思うから!これからあなたらしい生き方をこのスクールで見つけてください!」
金井 泉貴(KADOKAWAマンガアカデミー 高等部 マンガ・イラスト専攻3年)
1年次の前期末審査会では最優秀賞を受賞し、後期末審査会では敢闘賞を受賞。
2年次「プリ小説 byGMO」表紙コンテストでは優秀賞を受賞。さらに、学内イベント「MANGA FES 2025!!」にてキービジュアル、キャラクターデザインを担当しタペストリーが掲示。

「本日私がお伝えしたいのは、『目標を持つこと』の大切さです。私は、バンタンでの学びを通して、行動、経験、積み上げたものにこそ価値があると思います。
バンタンでは、コンテストや審査会がたくさんあるので、入賞が目標にしやすいと思います。
私も本気で制作に取り組んできましたが、最優秀賞どころか、入賞さえできなかった作品が数多くあります。もちろん私も1番高い賞を狙っているので、やはり選ばれないというのは、心にくるものがありました。バンタンで見られていることは、結果ばかりではありません。自分自身の目標にどうアプローチしているかということが重要視されると思います。賞のようなはっきりとした結果が出なくても、技術がない、仕事ができないレベルではないということにも気がつきました。
バンタンは、個人が積み上げてきたものに重きを置いてくれるスクールです。一つの視点にとらわれず、いろいろなことに挑戦してみてください」
当日の様子はYouTubeでも生配信(アーカイブ配信)されましたので、ぜひご覧ください!

入学式を終えたメンバーたちは、
「プロフェッショナルを目指すという気持ちがより一層強まりました」、
「もっと堅苦しい内容を想像していましたが、照明や演出などライブのようでとても楽しかったです」といった声が聞かれました。



WELCOME TO VANTAN!
日本が世界に誇る各専門分野を、突き詰めていきましょう!























