2015.05.14東京
ビューティコラム
ビューティコラムでは、毎月あるエリアにスポットをあてて
知られざる美容食材をご紹介しています。
今月は、山形県です
皆さんは「だだちゃ豆」をご存知ですか
♥ だだちゃ豆って、なに? ♥
だだちゃ豆は、山形県鶴岡市周辺の
限られたエリアで育てられている枝豆です。
だだちゃは、庄内地方の方言で「お父さん」という意味だそう
収穫時期が8月お盆の頃から、
9月上旬までのとても短い期間ということもあり
「まぼろしの枝豆」とも呼ばれています。
♥ どんな形をしているの? ♥
外の皮は褐色がかっていて、表面のうぶ毛も茶色。
茹であがると、とうもろこしのような甘い香りがただよいます
♥ 気になる美容成分 ♥
だだちゃ豆には、アミノ酸の一種である
「オルニチン」が豊富に含まれています。
山形大学農学部阿部教授の発表によると……
「オルニチンが豊富」というイメージが強い
シジミ100gには、オルニチンが10〜15mg含まれています。
これに対して……
だだちゃ豆100gには、
なんと約20〜40mgものオルニチンが含まれているそう
オルニチンには、コラーゲンの合成を強化する働きがあるんですよ。
顔のシワ、ハリ、顔色などの改善が期待できますね
♥ スキンケア効果 ♥
だだちゃ豆は、一般的な枝豆よりも「アラニン」を多く含んでいます。
アラニンとはアミノ酸の一種で、タンパク質のもとになる成分。
アラニンには、皮膚の保湿と健康を保つ働きがあるんですよ
♥ ストレス軽減効果 ♥
もうひとつ。
一般的な枝豆よりも多く含まれているのが「GABA(ギャバ)」です。
GABA(ギャバ)にはリラックス効果があり、
ストレスからくる緊張感をやわらげてくれます。
また、肌のターンオーバー促進に関与していることも
化粧品会社の研究で明らかになりました
茹でて、シンプルに塩でいただくのもよし
色々なお豆と混ぜて、豆サラダにするもよし
ぜひ、「だだちゃ豆」で美人度をアップさせてくださいね
次回は、宮城県の美容食材をお届けします。
お楽しみに