2011.06.27
スタッフブログ
今回、おじゃましたのはヘアメイクADVANCEの授業で、
太田講師が担当する「アーティストワーク」です。
グラデーションを使ったオリジナルメイクを考え
学生たちが2人1組になって、相モデルで撮影をします。
2週間くらい前からアイデアを考え始め、
太田講師に確認してもらったラフスケッチをもとに
メイクを進めていきます。
撮影時間に間に合わせようと、みんな真剣な表情で作業中。
その間を太田講師がまわって、学生たちにアドバイスをしていきます。
そして完成した学生から、カメラマンさんの待つ地下のスタジオへ。。。
今度は、カメラマンさんに自分のメイクのイメージを伝え
撮影をしてもらうのですが、やはりそのあたりは難しいようで
カメラマンさんのほうから
「どのあたりを一番出したいのかな?」と質問してくれました
黒いふちどりの中に、白のアイシャドーのグラデーション。
つけまつげ代わりに、黒い羽を使ったアーティステックなメイク。
何枚か、撮影したカットをカメラマンさんに見せてもらうと
メイクをした学生は「もっとアップにしたいですね〜」とリクエスト!
「じゃあ、ヘアはどうする? 捨てちゃう?」「う〜ん」
撮影しながら、少しずつイメージを詰めていき
「リーゼントヘアが少し見えつつ、アップ」なカットに落ち着きました
それにしても「太陽」や「人魚」など、テーマはさまざま。
学生たちの発想は自由で、奔放で、見ていてワクワクします!
「ブルーを基調にしたメイクをやりたかったので、海→人魚という感じで。
涙を表現するために、ストーンを目元から首もとにあしらったので
寂しげなイメージで撮影してほしいです」
上手にカメラマンさんへ自分の作品のイメージを伝えられると
やはりスムースに撮影が進みますね
カメラの前に座るモデルのヘアやメイクを、時間をかけて
熱心に直している学生には
「撮影してOKっていう状態になったら、『お願いします〜』って
言うと、プロっぽいよ」とカメラマンさん。
さりげないアドバイスだけど、こういうコミュニケーションって
とても大切なことだと思います。
作品をつくるだけじゃなく、撮影現場での立ち振る舞いなど
その過程も含めて、学習なんですね