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美しいメイクは、美しい肌から。「BOBBI BROWN」に学ぶ「ベースメイク」の哲学

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2026.08.20東京大阪名古屋福岡札幌

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「私たちは作品を仕上げるのではありません。ゴールは、お客様がそれを持って帰って、明日の朝、自分でできるようになることです」

そう語るのは、「BOBBI BROWN」リード プロアーティスト・藤間美紀さん。この日開かれたのは、ELCジャパン合同会社との企業連携ゼミ第2回目となるベースメイクセミナー。

プロフェッショナルによるデモンストレーションを見学し、メンバーたちは制限時間20分の技術実習に取り組みます。

今回は、バンタンデザイン研究所 メディアヘアメイク専攻3年次 安藤愛花さん、同 美容師&メイク専攻 高山翔佑さん、バンタン渋谷美容学院大学部 ビューティ&ビジネス学部1年次 茶木望花さんにフォーカスします。

【1. 「BOBBI BROWN」のフィロソフィー】

セミナーは、「居心地の良さ、親しみやすさ、パーソナライズされた芸術性」というブランドフィロソフィーの紹介から始まりました。

その方のライフスタイル、好み、悩み、どうなりたいか?までを会話で引き出せると、その人の魅力をいかした提案ができる。そう藤間さんは語ります。

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その上で大切にしているポイントは、次の3つです。

1. Begin with Skin(肌からはじめる):美しいメイクアップは、美しい肌から始まる。

2. Enhance Natural Beauty(自然な美しさを引き立てる):その方の個性を活かし、悩みをカモフラージュしながら美しく引き立てる。

3. Teach Easy How TOs(簡単なHow Toを教える):選んだ製品の使い方を、簡単なHow Toでお客様に伝える。

決められた時間内に仕上げるのはプロとして当たり前。そのうえで、「お客様が使いこなせるように細かく伝えることが、『BOBBI BROWN』のアーティストのミッションです」

【2. Begin with Skin(肌からはじめる)】

クレンジングと化粧水のあと、最初に手に取ったのは意外にもアイクリーム「ビタエンリッチド アイ ベース」。コンシーラーの下地となる、ベースメイクに欠かせないステップです。量はお米粒1個分を目安に。また、皮膚が特に薄い目元は、優しくタッピングします。

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続いて、今年リニューアルしたヒーローアイテム「ビタエンリッチド クリーム&フェイスベース プラス」を塗布し、ファンデーションの密着と持ちを高める土台を整えます。

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印象的だったのは、スキンケアのたびに指で肌に触れて確認するプロセス。たっぷりつけてもベタつかず、すっと「もちっと」吸い付くようなお肌の状態を素早く作ることができます。

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プライマーは美容液発想の「インテンシブ セラム ラディアンス プライマー」。「ロージー」と「ベージュ」の2色から、明るい仕上がりが好みというモデルさんの希望で「ロージー」を選択。ここにも「お客様の個性を尊重する」姿勢が貫かれています。

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ファンデーションは「ウェイトレス スキン ファンデーション」を少量ずつ伸ばし、カバーしたい部分にだけON。時折、モデルさんから離れて全体を見る「ステップバック」も行います。

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【3. クマは何色?観察から始まるコンシーラーワーク】

目元では、メンバーに「モデルさんのクマは青? 茶?」と問いかける一幕も。答えは、茶色みと目頭の紫が混ざった「ミックス」。「スキン コレクター スティック」の「ライトピーチ」で色ムラを補正し、ファンデーションと同じ3番の「スキン コンシーラー スティック」を目の下にVの字に。「コンシーラーというより、目元のファンデーションだと思ってください」

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仕上げは色のつかないフィニッシングパウダーでサラふわに整え、チークをふんわりと重ね、リップはつややかな「エクストラ カラー シャイン」をチョイス。気になる肌悩みはカバーをしながらも、透明感がありナチュラルな仕上がりが完成しました。

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【4. 制限時間20分で肌を仕上げる】

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後半は、メンバー同士による20分間のベースメイク実習へ。

目指すのは「肌ノイズを感じない、肌が引き立つ素肌のような仕上がり」。

始める前に、藤間さんから「メイクアップルーティンのルール」が示されました。

「自己紹介をして、お客様のお名前を伺い、お名前でお呼びしましょう。そして悩みや好み、なりたいイメージを傾聴します。

そして、お客様を具体的にお褒めすること!時間を守れないことは、何よりもネガティブな印象になります」。時計を見ながらメイクする、接客の所作まで含めて学ぶ。技術の体験にとどまらない、プロを育てるための実践です。

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安藤さんは「初めて使うアイテムもあり、20分で仕上げるのは難しさもありました」と振り返りつつ、「『ウェイトレス スキン ファンデーション』は薄付きなのにツヤがあって、まるでフィルターをかけたような美しい仕上がりでした」と製品の実力を実感。

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高山さんが向き合ったのは、モデルを「お客様」と想定するがゆえの「会話しながら仕上げる難しさ」。一方で「毛穴をしっかりカバーできる感じがありました」と手応えも。

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茶木さんは「モデルさんの骨格を理解してメイクすることが大事だと思いました」と、フィロソフィーを自分の課題に引き寄せていました。

【5. 「初対面の人の美しさを引き出したい」】

実習を終えた3人の言葉には、それぞれが受け取ったものが表れていました。

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高山さんは「使ったことがなかったアイテムの、具体的な塗布の方法などを知れて嬉しいです」と充実の表情。

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「『BOBBI BROWN』さんのリップが大好きですし、フルメイクを習うことができて得るものが多かったです」と安藤さん。

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そして茶木さんが挙げたのは、ブランドフィロソフィーでした。「『Enhance Natural Beauty』という考え方を学べてよかったです。その人が持つ、独自の美しさを引き出してあげられたらな、と思いました」

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次回9月は、眉とアイメイクの実習、そしてスクール内特別コンテストへ。

インプット、アウトプット、プロから直接フィードバックをいただくことで、メンバーたちはメイクアップスキルを高めています。

 

 

【PROFILE】

藤間 美紀(Miki Fujima)さん

「BOBBI BROWN」リード プロアーティスト

Instagram:@bbpro_jp_miki.fujima

得意なメイク:おでこから首まで、自然に整って見えるようなパーフェクトスキン

インスピレーションの源:季節や時間で移り変わる空色や緑など自然。カラーチャートやムードボード、SNSもインスピレーションになります。

再現性のある簡単シンプルなメイクステップやその方のもっている魅力を最大限に引きだす洗練されたメイクアップを得意とし、ライフスタイルやトレンドメイクを合わせたメイクアップの提案に定評があります。2007年に入社後、スタジオマネージャーの経験を経て、2020年より店頭を離れリード プロアーティスト、トレーナーとして活動しています。NYファッションウィークや海外でのトレーニング経験を持ち、普段は店頭アーティストの教育に力を入れながら、数多くのメイクイベントやメイクショー、セミナー、SNSでも活躍しています。

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