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透明感溢れるナチュラルメイクに、ユニークなチョコレートメイクまで!本科生渾身の作品シューティングをレポート!

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2021.03.12東京

スタッフブログビューティアドバイザー

ヴィーナスアカデミーでは、現役プロ講師による授業で美のスペシャリストを養成しています。今回レポートするのは、ポートフォリオ作成の授業。指導するのは、Tomo講師です。

 

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<ポートフォリオって?>

作品集のこと。具体的には、ヘアメイクアシスタントに応募する際、履歴書に加えてこれまで手掛けてきた作品集の提出を求められることもあります。

<Natural>

石澤さんのテーマはナチュラル。サロンモデルも務める友だちに、モデルを依頼。

「春をイメージさせるような、透明感のあるメイクにしました」

 

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小物にもこだわり、ガラス瓶やブーケなどを用意しました。

 

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「衣装も自分で揃えたんですよ。春らしい淡い色合いのコーデにしました」

シューティングを行うのは地下スタジオ。カメラマン平柳さんが、学生の要望に応じてライティングを変え撮影してくれます。

カメラマン平柳さん「撮影のイメージはありますか?」

「柔らかい雰囲気で撮ってほしいです」と、リファレンス(参考資料)を見せながら、あらかじめ用意したデザインシートを提出する石澤さん。

「デザインシートは自分の作品のコンセプトやメイクの下書きをまとめるもの。

自分以外の人に、思い描いているイメージを明確に伝えられるかも課題です」とTomo講師。学生と一緒に撮影に立ち会い、画角やポージングにアドバイスを出します。

撮影は、ひとり10分。

 

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「立っているポージング以外にも、座ったポーズもお願いします!」と石澤さん。限られた時間の中で、イメージを具現化するためにはテキパキと指示を出すことも重要。

無事シューティングを終えて……「楽しかったです。前回の撮影よりも落ち着いてのぞむことができました」

また、撮影後はモデルさんと校舎外に出て撮影を続けます。校舎内の「白ホリスタジオ」は、光の調整をしやすい利点がある一方、背景やポージングを工夫しないと画が一辺倒になりがち。学生たちは、撮影場所を外に変えて、作品の新しい見せ方を模索していました。

 

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<Chinese model>

「周仙仙耶(ジョウシェン・シェンイェ)さん、という中国のモデルさんが可愛すぎてテーマにしました。今回は、セルフメイクでのぞみます」と三田さん。

「本科(2年)生最後の撮影なので、自分のやりたいことをしたいと思いました。メイクはチャイヴォーグを意識しました。陶器のようなお肌に、目元にバタフライのワンポイントをつけています」。

カメラの前に立ち、ポージングを決めていきます。セルフメイクというのも新しいアプローチ!

 

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佐々木さんは、ウエディングドレスを使ったヘアメイクを提案。

「ヘアメイク志望です。ウエディングドレスは授業の一貫でリースできたので、選びました。ライトの当たり方でどれくらいメイクが飛ぶのか、モニターでしっかりチェックしたいです」と意気込みます。

 

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Tomo講師「モデルさん、笑っている表情が可愛いと思います」

佐々木さん「座りと、全身でも撮りたいです!」と、カメラマンさんにもしっかり意見を伝えてディレクションしていましたよ。

 

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他にも、Rockテイストのチャイナ、メンズメイク、Red VelvetのライブCDジャケットをイメージしたヘアメイク、Snow Man『KISSIN'MY LIPS』へのオマージュ、など学生たちのやりたいことが詰まった作品に。

 

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なかでも、特に目を引いたのが秋庭さんの作品。

<EVERYDAY CHOCOLATE>

「無機質な双子を作りたかったんです。バレンタインも近いので、チョコレートをモチーフにしました。1体目は目から涙のようにチョコレートが流れているメイク。2体目もチョコレートが垂れているイメージで、メガネを付けてポップな印象に。どちらもベースのシェーディング、ハイライトは濃く入れて凹凸を出しています。苺チョコをイメージした、ピンクを使ったアイメイクもポイントです」と話します。

 

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実は、秋庭さん、人気ファッション誌「JELLY」のヴィーナスアカデミーのページでメイクを担当するほどの腕前!「スタイリングも、ベージュ、ブラウン、ピンクなどチョコレートを連想させる色を使ってまとめています。マスクにはパールビジューをつけて華やかにしました」

 

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16時半撮影開始ですが、モデルさんには10時に入ってもらい、入念にヘアメイクを準備したそう。「イメージ通りの作品が撮影できたと思います。

 

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今回はマスクをつけての撮影だったので、リップがない分、アイメイクがとても大事だなと感じました。表現できる部分が限られているからこそ、事前準備もとても大切です」と、振り返ります。

Tomo講師も「2体作ったとは思えないほど、完成度が高いですね。仕上りがいい学生は、周りの人も安心できるような状況で進んでいました。しっかりとデザインシートを書いて、撮りたい画が定まっている人は、イメージをそのまま形にできています。ヘアメイクを目指す学生も、そうでない学生にも、自分が思うものを人任せにせず、形にできる人になってほしいですね」と締めくくりました」

 

 

本科生最後の撮影ということで「仕事に繋がるといいな」「モデルさんのポージングは完璧で、前回より作品のクオリティが上がりました」と、手応えを感じている学生が多かったのも印象的。

SNSで発信して、自分の作品へのフィードバックを得ることも勉強になりそうですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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